春の体育祭 ・・・ 24

ちぃ〜っす、かずぃぃぃです。最近、夏っぽくなってきた。わしの季節だぁ!あちこちでスポーツが盛んに行なわれている。ということで、今日は、人生で初めて経験した春の運動会(体育祭)の話を!
先月23日は真夏を感じさせるほどの暑い日であった。その日は上の娘が中学生になって初めての運動会(中学は体育祭だね!)で、朝から家族全員で「中学の運動会はどんなもんか?」と見に行った。会場(中学校の校庭)に到着すると意外といるわいるわギャラリーが。そんな中、わずかなスペースを確保し(もちろん立ち見)、わが子の出番を待つことに。。。娘が出場する種目は、午前2種目、午後2種目。しかも、午前は2番目の種目と最後の種目。何とも効率が悪い。そして最初がいきなりクラス全員リレーだっ!おいおい、これはメインじゃないのか?とわしは思うのだが、、、最近はそうではないらしい。 娘はリレーを無難に走り終え、わしもビデオを撮り、ひと段落したが、次に出場する種目までかなり時間がある。おまけに日陰がない場所で、暑い中立ち見で待つのはチトつらい。そんな時、カミさんが「息子のサッカーの練習時間が迫っているから、家に帰って支度して送迎してくる」というのだ。ということは、ビデオ係のわしは午前の種目が終わるまで、天日干し状態ということか???疑いなくそうであった。そして待つこと1時間半、娘の出番がやってきた。またリレーである(アンカーだぁ!)。2位でバトンを受けた娘はグイグイ追い上げたが、距離が100mだったこともあり、抜くことはできなかった。残念!(いい追い込みだった!何か馬っぽい表現だけど、、、)やっと午前の種目が終了したが、45分後に午後の部が開始されるため、昼食取りに急いで帰宅。食事の傍らビデオが撮れているか確認したところ、娘が写っているのはわずか2分程度。あんなに長くいて、これだけの録画時間。何だか気持ちがめいってくる。しかし、わしは老体に鞭打って、1人で午後の部を観戦。
午後の種目は、楽しみがひとつあった。百足競争だ。娘の中学校は、この百足競争をメインとしているようだ。全学年がこの種目を行なう。もちろん同学年内の対抗戦だけど。。。最初は、1年生。クラスを男女各2チームに分けて、折り返し型のリレー形式でレースを行なう。7〜8人程度が1列に並び、足をロープにくくりつけて走るのだ。これが体育祭ではなかったら、どこぞの刑務所の囚人が歩かされているようにも見えた。いよいよ、レースが始まった。「いち、にっ!いち、にっ!」掛け声をかけて走り出す。意外と難しそうである(わしは百足競争の経験がない)。1人1人が協調しチームの「和」をいかに高めるかが勝負の分かれ目だ。いかにも日本風な競技だ。でも、見ているほうは楽しかった(これほど面白いとは思わなかった)。かなり、ハードで危険を伴う競技だと感じた。残念ながら娘のクラスは鼻差のレベルで最下位であったが、一生懸命がんばっていた姿は親としても見てて嬉しかった。残すは1種目。出番まではどこか日陰で涼もうと思ったが、2年生の百足競争の気合の入った声を聞いたとたん、見てみるかと。。。いざ、レースが始まると2年目ということもあって、どのクラスも息が合って、走るスピードも違う。何しろ勢いが違う。さすが、2回目となる2年生はここまで違うのか?と思うほどであった。しかし、更に驚いたのは3年生である。何もかもが違う。リレー形式のため、次の走者(百足)に交代するのだが、その時、いきなり走り出さないのである。「1、2、3、4、5、6、7、8!」 「ゴー!」といった感じで、その場でテンポ良く、足踏みをそろえてから、飛び出すのである。そこからが凄い!短距離走を全速力で走っているのと変わらないスピードで走っている。圧巻である!その代わりコケると大怪我につながる(現に隣のおばちゃんの話では練習中に骨折者も出たらしい)。そしてゴール!生徒もそうだが、3年生のレースは見ている方も感動した!この時、この中学校の体育祭のメインは百足競争だと確信した。
まぁ、そんなこんなで結局、終日、体育祭に付き合ってしまった。暑くてたまらん1日だった(首が真っ赤に焼けて、風呂の時に痛かった)。秋に開催していれば、、、と思ってしまった。そこで、何で秋の風物詩が、春に開催なのか? と気になり、ネットで調べてみた。すると、いくつかの要因があるらしい。

 ・週5日制導入で行事分散化(秋は文化祭、合唱コンクールなど学校行事が多く週5日制の導入で授業時間が減り、行事の指導に充てる時間の確保が難しくなった)
 ・2学期制の導入(2学期制の学校は、開催時期が学期末と重なるため、秋を避ける傾向がみられた)
 ・受験の影響(秋は受験勉強の大事な時期に当たるため)

などなど、、、そうなんだぁ。時代が変わったのかな。でも、わしは秋のほうがシックリくるかな。皆さんは?
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