親知らずを抜く! 続編  ・・・ 59

こんばんはっす、かずぃ〜です。早速、昨日の続編を!
わしは、治療にするか、抜歯にするか、決められない状態であった。。。巷の親知らず抜歯経験者の話では、ちょぉ〜痛いとか、かなり腫れたとか、発熱したとか、あれやこれやと脅された。。。そんなわしは、決意が固まらず、当日を迎えた。。。
そこで、決断できないわしは、わしなりに冷静に分析したところ、「親知らず」に対し、いろいろ話を聞くが、実は、正しくよく知らない、ということに気が付いた。。。ということで、ネットで「親知らず」をググった。
すると、歯科情報が掲載されている「歯チャンネル:http://www.ha-channel-88.com/oyasirazu/」を見つけた! その中で、「親知らず」をこう説明している。

 「親知らず」(親不知・おやしらず)とは、前から数えて8番目の歯です。(第三大臼歯、知歯とも言います)
 親知らずは20歳前後で生えてくる歯のため、平均寿命が40歳前後だった昔の人たちは、自分の子供の親知らずが生えてくる前に亡くなってしまってこの歯を見ることが出来ない、というのが親知らずの名前の由来だと言われています。
 親知らずは生えてくる場合と生えてこない場合(又は最初から無い場合)があるのですが、この歯は場合によっては抜歯してしまった方が良いことがあります。

となっている。さらに、親知らずを抜歯する理由、親知らずを抜歯したほうが良い場合、親知らずを抜歯しなくても良い場合、親知らず抜歯後のトラブル(腫れ・痛み・麻痺など)なども記載されていた。注目したのは、「親知らずを抜歯したほうが良い場合」であった。やはり、虫歯になると、治療しても高い確率で再発するというのだ。。。
「これは、抜歯しかない!」と心に決めたわしであったが、歯チャンネルの手術の動画を見ていると、、、って感じかな。(ちょいビビリ!)
そして、気持ちを整理し、、、歯医者を訪れた。
今回は、診察券の忘れもなく、順調であった。前回の遅刻を反省し、予約の20分前に到着した。しばらくして、予定より早いが、中に呼ばれた。。。椅子に座り、先生が近付いてきた。カルテを見ている。第一声が、
 「今日は、神経抜いてかぶせ、、、」
と言いかけているところに、わしは、男らしく
 「抜いてください!」
と回答した。(わしはチョットかっくいいと思った) しかし、先生的には「えっ?」て感じであった。あれほど決意を固めてきたのに、、、それはないだろう。。。と、正直思った。
しかし、男に二言はない。。。「親知らず」の抜歯の注意点を説明してくれた。

 1.抜歯後、止血のためガーゼを噛ませるから、帰宅したら、必ず外すように。(御意!)
 2.外したガーゼの血を見て、まだ止まってないと思って、再びガーゼを噛まないように。(御意!)
 3.アルコールは飲まないように。(つらい!)
 4.運動はしないように。(する体力もない)
 5.風呂は入っても良いが、疼きそうであれば避けること。(わしは入るぞ)
 6.再出血するから、うがいはダメ。(御意!御意!御意!)
 7.食事は、食べることができれば2時間後にOK!(食べないと思う)
 8.歯磨きは、歯磨き粉なしで、さらに右上はしないように。(食べなければする必要ない?)
 9.痛み止め出すけど、強いから胃腸の薬を一緒に飲むように。(ロキソニン?)

といったところであった。
そして抜歯の準備が始まった。診察する椅子の右前のトレーには、麻酔の注射(細長い)、ペンチみたいなもの(ごつい)、かっぽじく様なもの(がりがりするやつ?)、ガーゼ(説明のやつ)などなどが、並べられた。
椅子が電動で傾き始め、ついに抜歯が始まった。まずは、麻酔。複数回に分けて、歯茎にブスブスと刺していた。麻酔を注入する感触が、わしにはわかった。。。その後、うがいをし、しばらく先生と無言の時間が過ぎた。。。すると、先生が意を決したかのように、椅子を傾き始めた。。。
 「口をおおきく開け過ぎずに!」
の一言から、何やらがりがりとほじくっている様子。。。しかし、痛みはない。。。その後、何かを歯に刺して(引っかけて)、引っ張るのではなく押し込んでいるようだった(かなりのパワーで押し込んでいた)。。。その後、押しては引いての繰り返しが続き、わしの感覚も何をされているのか分からなくなってきた。。。5分ほどたった時だろうか、、、例のペンチみたいなものが登場した。。。いやぁ〜、これは、痛みはないけどよく伝わりました。釘をペンチで抜くときのように、前後左右に振りながら引っ張り出す感じで、、、どのくらい経っただろうか、、、1分くらいかな、すっと抜けた感があった。。。抜歯の瞬間であった。
ガーゼを噛ませて、抜いた歯とご対面。。。すげぇ〜虫歯。。。先生も「ここまでいくと治療できなかったかも」と言っていたくらいだ。。。やっぱり抜いて良かったのである。。。再度、横になりガーゼを交換して終了。。。
わしの闘いは終わった。
椅子から降りようとした時である、先生が、
 「親知らず、持って帰るか?」
と聞いてきた。わしは、「そんなもん持って帰るかよ!」と思ったが、子供たちへわしの雄姿を見せるために証拠品を持って帰ろうと、思い直した。
 「そうですね。持って帰ります!」
そう答えたわしに対し、先生は、
 「これだけ虫歯になっているので、お子さんに見せて、歯磨きを促してください」
だと。それほどまですごい虫歯はこちら(ちょっとボケてるけど)

うすく血のついた線まで、歯茎に埋もれていた。もう一枚、(ちょっとボケてるけど)

虫歯の状況が分かるだろうか? では上から、(ちょっとボケてるけど)

といった感じでした。。。
結局、痛みはさほどでず(疼く程度)、当日の夕飯は摂らず、風呂は軽めに入って、わしは23時頃に寝たのだった。抜いてしまえば、、、といったところであるが、、、チョット、ビビりすぎだったかな。
ちなみに、子供たちの反応は、
 上の娘 → 普段と変わらず
 下の娘 → 一生懸命磨いていた(歯が白くならないと嘆いていたくらい)
 息子  → 夕飯食った後、歯磨きしないで寝やがった!
てな感じでした。 
皆さんの親知らずを抜いた時の状況をコメントください。では、おやすみなさい。
わしらコーポレーション株式会社